コロナ後遺症について

 2019年12月に中国で発生したコロナウイルス感染症は急速な勢いで全世界に拡大しました。
 日本では2020年の1月には感染者が発見され、またたく間に国内に拡がりました。
 感染した方は23年5月8日までで、33,802,739名との発表があります。日本の人口を1億2千万人とすると約4人に一人が感染したことになります。
 昨年の6月頃だったか、コロナに感染してから倦怠感がとれない、仕事ができない等々の訴えで来院した患者さんがいました。その頃はコロナ感染症に後遺症等があるとは知らず、うつ病と診断してしまったが、私の勉強不足と反省しています。
 今年に入り、1月と2月の2回にわたり県の主催でコロナウイルス感染症における後遺症の勉強会がありました。
 聞くこと、見るものが全て新鮮なものでした。
 それからいろんな文献や雑誌を見て勉強しています。
 現在まで3名のコロナ後遺症の患者さんが来院しました。いずれも軽度ですが、仕事に復帰できずにいました。後遺症についてわかりやすく説明し、いま通院中です。
 重症になると、1年以上倦怠感で寝たきりの方もおります。
 正式にはCOVID-19後遺症という診断名ですが、保険も通る病名、病気です。
コロナ感染後に倦怠感等々で悩んでいる方はご相談ください。

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