現在(2023年6月）のコロナウイルスの状況

　5月8日にコロナ感染症は2類から5類に変更されました。どういうことかといいますと、現在のインフルエンザと同等の扱いになります。
　つまりコロナに感染してもスーパーマーケットに買い物に行ってもかまいませんし、映画を見に行ってもかまいません。
　初期感染者が減少したこともありますし、コロナが変異して（性特が変わった）病原性が弱くなったこともあります。つまり感染しても重症化することはあまりなくなった（死亡者数が減った）ということです。
　ただ高齢者や、肺疾患があったり抗がん剤を投与している方は注意が必要です。
インフルエンザ同等の扱いになりましたが、インフルエンザと大きな違いが１つあります。それはインフルエンザには特効薬がありますが、コロナにはないことです。
コロナにも有効な薬剤はあります。エゲブリオや日本で開発されたゾコーバなど幾つかありますが、エゲブリオは1人分9万円します。現在は国に申請して無料で投与していますが、高齢者や持病を持っている方に限定されています。これも無料なのは来年の3月までで4月より有料になります。
　お金の話が出ましたが、今集団でやっているワクチンは1人分約1万円します。
今年より国民全員が年１回ワクチンをやることに決まりました。現在、今年の分を無料で行なっております。もちろん義務ではなく希望者が対象となります。来年からは有料になります。いくらでやるかは来年になってみないとわかりません。
　先月14日に休日救急当番をしましたが、6人の初期感染者がみられました。
　マスクも3月13日より医療機関と介護施設等以外では必要なしとなりましたが、まだまだコロナは終息したわけではありません。お気をつけください。
万が一、感染しても慌てたり、怖がることことはありません。風邪をひいたぐらいの気持ちで過ごしてください。

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